音の量子といえば、AD/DA変換のサンプリングとビット数ですが、そうではなくて、フォノンとか音子としての量子、つまり、音を粒子としても扱うようなことも想像はできますね。
実際、結晶の振動なんかはフォノンとして考えたほうが扱いやすいみたいですね。
粒としての音は、もちろん実体はないし、もともと音は低周波の空気の疎密波なので波の性質が強すぎますよね。でも、感覚的に、時間軸を長くとると、粒としての性質が出てくるような気はします。
一定時間の音は、音楽のフレーズでも、言葉でも、一塊の粒として放たれ、人の心を射止めるというもの。
放つ側と受ける側で共通するプロトコルがあって、動物でも、危機を知らせたり、求愛行動だったり、子供や親の識別だったりしてますよね。どのフレーズでも、一定時間のある周波数だったりその変化だったりで意図するものが伝達される。受ける側がスレッシュホールドを超えてその意味が伝達されるまでのフレーズが一塊の粒。
フォノンとはズレてしまいましたけど、「ホーホケキョ」くらいが一つの音の粒でしょうね。
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