音楽はホント大好です。クラシック、洋楽、J-POP、演歌などなど。
聞くだけじゃ物足りなくて、カラオケで歌ったり、ギター弾いたりしているんだけど、歌うことと楽器を奏でることは、かなり違うように思うんですよね。
弾き語りしていても、やっぱり、歌と伴奏は、調和していなければいけないんだろうけど、別のものだと思う。
「声」は「神が与えた最高の楽器」だという人もいるんだけど、「声」は、楽器に比べると決していい「音」じゃないでしょう。音程、倍音成分など楽器の美しさにはかなわない。
でも、楽器が奏でるメロディよりもそのメロディに言霊が宿った「歌」に心が動かされる。
言霊の不思議、言葉の不思議はこれまでも書いてきたけど、歌の不思議は、誰が歌っても歌詞は同じだけど、歌い手によって雲泥の差がでちゃう。
音程、リズムがパッチリの歌の上手い人でも心がぜんぜん動かされない時もあるし、逆に多少音痴とかでも感動することがある。
どっちにしても歌に魂が入っているかどうか、これが歌の言霊の妙なんだろうな。
歌の言霊は歌う側で生まれて、聞く人に「憑依」するんだよね。
歌い手のエネルギーみたいなものが、聞く側と共鳴するってことなのかもしれないけど、それを媒介しているのが言霊の成せる技ですね。
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