音楽や音声について書いてきたけど、マイクで拾われた電気信号以降、オーディオ信号と呼ばれますね。
オーディオ信号って、簡単そうに見えてちゃんと伝送しようとすると実はかなり難しい。
やれインピーダンスだ、バランスアンバランスだ、ノイズだ歪だ・・などなどややこしい。
周波数が可聴領域の5Hzくらいから20,000Hzとかなり広くて、この全域を一気に扱わなければいけないのでしょうがない。
一見、高周波を扱える部品や伝送系を使えば良さそうにみえるがそうでもない。
だからデジタルに変換してしまえば扱いはかなりに楽になる。
インピーダンスは一定だし、アンバランス固定でかまわないし、ノイズ対策もデジタルとして扱えばいい。
マイク・アンプ・スピーカー、これらの間の伝送ケーブルが基本的構成だけど、さらに、録音、再生機器、アナログデジタル変換が入っちゃうと大元のマイク信号からは、かけ離れたものになっているのは間違いない。
普段耳にするスピーカーやヘッドホンからの再生音は果たして言霊みたいなものまで伝えられるかどうかですね。
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