コルベールリポートと「Laughness」と

コルベールリポート=コルベアレポーといえば米国で人気のコメディアン、スティーヴン・コルベアの番組。

The Colbert Report - Wikipedia

コルベアは、
「Truthiness(トゥルーシネス)」:本当の真実とは違い、真実であって欲しいこと
「Wikiality(ウィキアリティ)」:事実ではなく合意に基づく真実
などの造語を作った人で、こういった概念がウケルのはUSAらしい。

通貨や国家さえも合意に基づく真実だし、「神」というのも、目に見える事実に基づくものではなくて、教義や教祖への共感とか合意とか契約とかではないだろうか。

一方で、科学的なものごとさえも、事実に基づいてはいるものの真実とは違う。
地動説と天動説にしても、天動説が決して間違っているわけではないし、天動説で物事を見たほうが有用なことが多い。

真実とか真実みたいなものには、その視点とか条件がつきもので、その外側では事態が180度異なるものになる。

つまり、何事も無条件の真実はない・・ということを解っておいたほうがよさそう。
コルベールリポートにしても、「Truthiness」に対する「truth」など知りえないのではないかとさえ思う。

真実であってほしいことが真実になりがちだし、納得なんかしてしまったら、信じてしまったらその人の中では、それが真実になってしまう。

人間にできることはといえば、他の人の「truth」・・・あるいは、「Truthiness」をどこまで、愛情をもって笑い飛ばせるかなのかもしれないですね。コルベアさん。

そこで、「Laughness(ラフネス)」とは、何にも可笑しいことはないにもかかわらず、心から楽しく笑う精神性のこと。

実は、これが大切。毎日が楽しい。ワッハハハ。

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